これだけは絶対に押さえておこう!外壁塗装の失敗を防ぐためのポイントなどをご紹介!

大事な家の外壁塗装は後悔することのないよう慎重にしたい、と考えている人も多いのではないでしょうか。
外壁塗装で失敗しないためには施工時期の選び方もポイントになります。
最も良いとされているのは春や秋で、雨天を避けて施工します。
また外壁塗装をするときには塗料選びも大切なポイントになるでしょう。
いくつかの種類の塗料があり、それぞれ施工費用や耐用年数に違いがあります。
将来の塗り替えのことも考えて選ぶのがおすすめです。
外壁塗装の費用を節約すなら足場代がポイント
住宅リフォームの中でも外壁塗装工事は住宅の広さ、形状、降水量、日照時間によっても費用がかさみがちになります。
住宅の周囲に足場を設置する必要がありますが、作業中の職人の安全を守る役割をしており、効率よく作業をさせる役割をしています。
近隣住民とのトラブルを回避するために足場を設置しますが、外壁塗装リフォームの20パーセントぐらいは足場の費用です。
外壁塗装リフォームの費用を節約するためには、クサビ(ビケ)足場は設置や解体に時間が掛からないため、費用を抑えることができます。
数多くの専門店が存在しますが、足場代が無料の場合は他の工事費用が高くなることが多いですし、平均よりも安すぎる場合は作業効率が悪くなり日数が掛かってしまうことが少なくありません。
リフォーム専門店を選ぶ時は平均的な相場になっており、クサビ(ビケ)などを導入している所が向いています。
足場はある程度の費用が必要ですが、素材、種類によっては総額を減らすことができます。
外壁塗装は複数業者の見積もりで費用を比較
外壁塗装は決して安い費用のメンテナンスではありませんが、家の健康状態を良好なまま維持する為には必要なものです。
一般的には建物が建ってから、約10年が塗り替えの時期とされています。
それよりも前に壁が変色してきたり触った問に白い粉が手に付くチョーキングの症状が現れた場合や、サビやコケの発生やひび割れの状態を見つけた時には専門業者への相談が必須です。
外壁塗装を依頼する場合には事前に費用がどれくらいかかるのか見積もりを出してもらいますが、この時重要なのが必ず複数業者へ依頼をして費用を比較しながら業者選びをすることをおすすめします。
1社だけの見積もりでは提示された金額が、適正であるかは素人には分かりづらいです。
複数の業者で比較することで専門知識がなくても、金額の妥当性を判断することが出来ます。
信頼出来る業者を見つけて長く外壁のことについて相談をしたいという人は、複数の業者に依頼をして判断することが大切です。
外壁塗装の費用を算出するための事前調査
業者が住宅の外壁塗装の見積もりを作成する際は、事前調査をおこなうのが一般的です。
調査する目的は、外壁の状態を正確に把握することです。
一言に外壁塗装といっても、すべて同じ方法で実施するわけではありません。
人にそれぞれ個性があるように、住宅も一軒一軒それぞれ違いがあります。
業者は住宅の状態を正確に見極め、最も適切な方法を依頼者に提案します。
たとえば同じ住宅でも、劣化の状態や色合いは場所によって異なります。
南側や西側の面は太陽光が強く当たる場所なので、必然的に紫外線の影響を強く受けます。
その一方で日当たりが悪い場所はジメジメしやすいため、カビやコケが生えやすくなります。
外壁の状態をさまざまな角度から確認することで、適切な見積書を作成できます。
もしも調査を一切しなかったら間違った方法で外壁塗装してしまい、後から余計に費用がかかってしまいかねません。
つまり、外壁塗装前の事前調査は非常に大事な作業です。
外壁の面積が広い建物は外壁塗装の費用も高い
家の壁を見てひび割れやサビや剥がれている部分がある場合や、触ると白い粉が手につくなどの症状が見られる場合には外壁塗装を行うサインとなります。
気になる症状があるにも関わらず、そのまま放置してしまうとひび割れた部分から雨水などが入り込んで家の内部の柱を腐らせる原因にもなり大掛かりな修繕工事が必要となる場合もあります。
早め早めにメンテナンスを行うことで、家全体を守ることが出来ますが外壁塗装は決して安いメンテナンスではない為慎重になってしまうという人も多いです。
外壁塗装の費用は外壁の面積が広い建物の場合はもちろん、費用も高くなりますし使用する塗料の種類によってもかなり差が出てきます。
一般的な戸建ての場合には相場として、80万円程度からというのが目安で外壁の劣化の状況によっても価格は異なってきます。
重要なのは早め早めのメンテナンスで、気になる症状が出ている場合には専門の業者に依頼をして外壁の状況を診断してもらうことです。
その上で予算に合わせた工事内容を、相談することをおすすめします。
耐久性の高い塗料を使えば外壁塗装の頻度は抑えられる
外壁塗装はヒビやサビや剥がれなどの外壁の劣化から守ることが出来るメンテナンスで、建物を建ててから10年を目処に何か不具合が生じた場合にはそれよりも早く塗装を行うことが望ましいです。外壁塗装と一括にしても塗装に使用される塗料の種類は様々で、予算や塗料の効果によって自分の家に合っているものを選ぶことが大切です。外壁塗装は決して安い費用のメンテナンスではない為、なるべく長い間外壁を守ってくれる塗料選びをすることをおすすめします。耐久性の高い塗料のフッ素塗料を使用すると、耐用年数が15年から20年程と長い年月外壁を守ってくれます。耐候性や耐寒性や摩擦性が低く不燃性にも優れた塗料で、耐用年数も高いですが費用も他の塗料と比べるとやや高額です。ただ耐久性の高い塗料を使用することで塗装の頻度が抑えられることにもなり、長く住み続けたいと考える人にはおすすめの塗料です。その他にもフッ素塗料なども耐用年数が長いので、気になる人は専門業者へ相談をしてはどうですか。
遮熱塗料の外壁塗装で快適性はアップ
家の外壁の劣化部分を補修して新たな塗料を塗装することで、外壁を保護する機能を回復させることが出来るのが外壁塗装を行うメリットです。築10年を目処にメンテナンスを行ったほうがいいとされていますが、外壁には毎日強い負担がかかり続けているので10年よりも前の早めのメンテナンスが必須です。今外壁塗装を行う人の中で人気を集めている塗料が、遮熱塗料を使用することです。遮熱塗料はその名の通り塗装することで遮熱効果が期待出来るもので、毎年40度以上の日が多くなる夏場に外壁を守ることが出来ます。塗装をすることで室内温度が高くなる熱の原因となる太陽光を反射させて、外壁の温度の上昇を防ぎます。そうすることで室内の温度上昇を抑えることが出来る塗料だと、高く支持されています。電気料金が値上げされて少しでも光熱費を削減させたいと考えているなら、外壁塗装で効果的に室内の温度を下げる塗料を選んで快適に夏を過ごしてはどうですか。
外壁塗装の塗料は費用と性能のバランスが大事
外壁塗装に使う塗料には、ウレタンやアクリル樹脂、フッ素樹脂やシリコンなどの種類があります。この中でも最も耐久性が高いといわれているのがフッ素樹脂で、15年前後長持ちするといわれています。ただ、住宅がどのような環境にあるのか、日当たりの良し悪しなどで耐用年数が変わりますので15年前後はあくまでも目安です。しかしながら、他の塗料と比べると耐久性が高いので一度外壁塗装を行うと長期間メンテナンスが要らないメリットもあります。塗料は耐用年数が長くなるとコストもアップしますので、予算と性能のバランスを考えて選ぶことが大切です。機能性塗料の一つに光触媒機能を持つタイプがありますが、この塗料を使って外壁塗装すると壁が汚れると太陽の光が当たることでそれを浮き上がらせる性質を持ちます。浮き上がった汚れは雨が降ったときに洗い流すのでいつまでもきれいな状態を維持できるなどのメリットを持っています。光触媒機能も耐用年数があるので永久的ではありません。
外壁塗装の安全性が高まる水性塗料
外壁塗装に用いられる水性塗料は、溶剤ではなく主に水を使うことから、比較的健康面や安全性が優れているといえるのではないでしょうか。従来の揮発性の溶剤を用いる外壁塗装は、ニオイが気になるだけでなく、吸い込むことで脳への影響が懸念されます。また揮発性が高いと、火の気がある場所では引火のリスクが高まりますが、水性塗料にはその心配がないです。中毒になるリスクがありませんし、保管の際には引火を気にせずに安全に管理することができます。危険物扱いの塗料は管理も保管も手間ですが、水性は非危険物扱いなので安全です。揮発に時間がかかる分、湿気や結露には注意が必要ですが、外壁塗装のプロはそれ熟知しているので、専門的なプロに任せれば安心です。アルコールが加えられている塗料であれば、水性の安全性と、揮発の早さによるきれいな仕上がりが両立します。外壁塗装は施工する人の腕も重要ですが、扱いやすくて安心できる塗料の選択も大切ではないでしょうか。
外壁塗装の塗料のサンプルを確認するときのポイント
外壁塗装では塗料の色選びが重要ですが、色合わせの際のサンプル確認は、どういったところがポイントになるでしょうか。塗料は塗りたての乾いていない状態と、乾いた後では色味が違って見えるので、サンプルは塗って時間が経過した、乾いた状態のものを使うのが基本です。また光の当たり方によって印象が変化するので、1箇所だけでなく場所を移動して、複数の地点で確認することをおすすめします。天気や日光の明るさなどでも違ってきますから、外壁塗装の塗料選びは焦らず、時間をかけて何度も確認してから決めることが大切です。最初は良いと思っても、後から違うと感じることもあるので、その場ですぐに塗料を確定しないのが無難です。外壁塗装は、一度施工したら数年間はその色の住宅で過ごすことになるので、焦って決めるものではないです。外壁塗装に限られませんが、塗料は周囲の色が印象に影響を与えますから、周囲にも目を向けて確認、判断することが大事ではないでしょうか。